豆腐は冷凍することで長期保存可能!冷凍保存の方法・アレンジレシピを紹介

豆腐は冷凍することで長期保存可能!冷凍保存の方法・アレンジレシピを紹介

豆腐は日持ちしない上、冷凍できないと思っていませんか?じつは、豆腐は冷凍可能で、長期保存が可能な食材です。

しかし、豆腐は冷凍すると水分が抜けてしまうため、冷凍前と全く異なる食感に変わってしまいます。

そこで今回は豆腐の冷凍方法と、解凍方法を解説するとともに、合わせて冷凍豆腐を使った料理のレシピを紹介します。

この記事では、豆腐に含まれる栄養素とその効能について詳しく解説します。健康や美容によいとされる栄養素がたっぷり詰まった豆腐の簡単レシピも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

用途別に豆腐の冷凍方法を解説

用途別に豆腐の冷凍方法を解説

豆腐を冷凍する際、用途に合わせて下ごしらえをして冷凍すると、解凍後の調理が簡単になります。

ここでは、用途別に豆腐の冷凍方法と解凍方法、保存可能期間について解説します。

パック容器ごと冷凍する

冷凍方法の1つ目は、パック容器ごと冷凍する方法です。保存可能期間は約1ヶ月です。

買ってきた豆腐をそのまま冷凍するだけなので、紹介する中で最も簡単に冷凍できます。

解凍後、用途に合わせて切ったり、潰したりして使用できます。

パック容器から出して、丸ごと冷凍する

冷凍方法の2つ目は、パック容器から出して丸ごと冷凍する方法です。保存可能期間は約1ヶ月です。

パック容器から出すことで、充填されている水がなくなり、解凍時間が早まります。

水気を切ってラップに包んだら、冷凍用保存袋に入れて冷凍してください。

カットして冷凍する

冷凍方法の3つ目は、食べやすい大きさにカットしてから冷凍する方法です。

保存期間は約1ヶ月で、煮物や炒め物を作る時に便利です。

カットするため、丸ごと冷凍するよりも解凍時間が短縮できます。

豆腐の水気を切った後、食べやすい大きさにカットし、1つずつラップに包んだら、冷凍用保存袋に入れて冷凍してください。

ペースト状に潰して冷凍する

冷凍方法の4つ目は、ペースト状になるまで潰してから冷凍する方法です。

保存期間は約1ヶ月で、そぼろやナゲットなど挽き肉の代用として使う時に便利です。

水気を切った豆腐を冷凍保存袋に入れ、袋の上から豆腐がペースト状になるまで手で潰します。

また、冷凍豆腐は離乳食食材としても大変優秀な食材で、ペースト状にした豆腐を湯冷ましでのばし、製氷皿に入れて冷凍すれば、離乳食ストックが簡単に作れます。

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豆腐を美味しく食べられる解凍方法

豆腐を美味しく食べられる解凍方法

冷凍豆腐を美味しく食べるためには解凍方法も重要です。

解凍方法は、「流水解凍」、「冷蔵庫内で解凍」、「電子レンジで解凍」の3つです。自然解凍は雑菌が増える恐れがあるので避けましょう。

パック容器ごと冷凍した場合、パック容器は電子レンジにかけられないので、流水解凍か冷蔵庫で解凍してください。

パック容器から出して丸ごと冷凍した場合、冷蔵庫に出すか、電子レンジを使って解凍してください。電子レンジでの解凍時間の目安は解凍モードで約10分、600wで約4分です。

カットした豆腐、ペースト状にした豆腐を解凍する際は、冷蔵庫に出すか、電子レンジを使って解凍してください。電子レンジでの解凍時間の目安は解凍モードで約6分、600wで約2分です。

解凍する豆腐の量やご家庭の電子レンジの仕様によって解凍時間が変わるので、こまめに様子を見てください。

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冷凍した豆腐を美味しく食べられるレシピを紹介

冷凍した豆腐を美味しく食べられるレシピを紹介

ここでは、冷凍豆腐を使った美味しいおかずのレシピをご紹介します。

冷凍豆腐を美味しく食べたい人、冷凍豆腐を使ったおかずのレパートリーを増やしたい人におすすめです。

豆腐ステーキ

1品目に紹介するのは豆腐ステーキです。

豆腐は冷凍するとお肉のような食感になる性質を活かしました。お肉を使わなくても満足感がある1品です。

<材料>〜2人分〜

  • 冷凍豆腐:1丁
  • 小麦粉:大さじ1
  • サラダ油:大さじ1

◎調味料

  • 醤油:小さじ2
  • みりん:小さじ2
  • 酒:小さじ1
  • すりおろししょうが:少々
  • 粗挽き黒こしょう:適量

<作り方>

  1. 解凍した冷凍豆腐はキッチンペーパーで包み、重しを乗せて水分をよく切り、縦半分に切った後、厚みを半分にする。
  2. 小麦粉を豆腐全体にまんべんなく馴染ませる。
  3. 調味料をよく混ぜ、合わせダレを作っておく。
  4. フライパンに油をひき、豆腐を両面こんがり焼く。
  5. 合わせダレを加え、豆腐に照りが出るまで煮絡める。
  6. 皿に盛り、仕上げに粗挽き黒こしょうを振って完成。

豆腐に水分が残っていると、仕上がりが水っぽくなってしまうため、キッチンペーパーでしっかり水気を取りましょう。

すりおろししょうがを加えることで、パンチのある味付けになり、ご飯が進みます。

ヘルシー麻婆豆腐

2品目に紹介するのはヘルシー麻婆豆腐です。

挽き肉も豆腐で代用することで、ヘルシーな仕上がりです。冷凍豆腐と、冷凍前の豆腐のダブル使いで、食感の違いも楽しめます。

<材料>〜2人分〜

  • 冷凍豆腐(木綿):1/2丁
  • 絹ごし豆腐:1丁
  • 長ネギ:10cm
  • 市販の麻婆豆腐の素:1回分

<作り方>

  1. 解凍した冷凍豆腐はキッチンペーパーに包み、水気を切る。
  2. 水気を切ったら、手で細かくちぎっておく。
  3. 長ネギはみじん切りにしておく。
  4. フライパンに細かくちぎった冷凍豆腐を加え、水分が飛ぶまで炒める。
  5. 麻婆豆腐の素と、記載されている分量の水を加え、煮立たせる。
  6. 煮立ったら、一口サイズに切った絹ごし豆腐を入れ、温まるまで煮立たせる。
  7. 仕上げに水で溶いたとろみ粉を入れ、とろみがついたら完成。

冷凍豆腐を細かくちぎることで、挽き肉のような食感を生み出します。

お好みで仕上げにごま油を垂らせばより本格的な味になります。

豆腐ナゲット

3品目に紹介するのは豆腐ナゲットです。

鶏ひき肉の代わりに冷凍豆腐を使用します。フワフワに仕上がり、老若男女に愛されるおかずです。

<材料>〜2人分〜(ナゲット約8個分)

  • 冷凍豆腐:1丁
  • 卵:1個
  • 鶏ガラスープの素:小さじ2
  • 片栗粉:大さじ1
  •  ケチャップ・マスタード:お好みで

<作り方>

  1. 解凍した冷凍豆腐はキッチンペーパーに包み、水気を切る。
  2. 水気を切ったら、ボウルに入れ、手でちぎって細かくする。
  3. 2.のボウルに溶き卵、鶏ガラスープの素、片栗粉を加え、よく混ぜ合わせる。
  4. 手で小判型に丸めて成型し、ナゲットを8個作る。
  5. フライパンに多めの油を入れ熱し、ナゲットを入れて両面こんがり揚げ焼きにする。
  6. 皿に盛り、お好みでケチャップ・マスタードをつけて完成。

冷凍豆腐に含まれる水分は、揚げる時に油はねの原因になるので、しっかり水切りをしてください。

鶏ガラスープの素をカレー粉に変えれば、カレー風味の豆腐ナゲットが作れます。

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豆腐を冷凍する際によくある質問

豆腐を冷凍する際によくある質問

木綿豆腐も絹ごし豆腐も冷凍できるの?

木綿豆腐も絹ごし豆腐も冷凍可能です。

木綿豆腐の方が歯応えがあるため、冷凍すると、お肉のような食感に変化します。

絹ごしどうふはフワッとした食感になるため、お子さんやお年寄りにおすすめです。

冷凍したら茶色く変色してしまいました。品質には問題ない?

豆腐を冷凍すると茶色く変色する理由は、豆腐に含まれている水分が抜けたためです。

豆腐が傷んでしまったり、変色してしまったわけではありません。

解凍すると本来の豆腐の色に戻るので安心してください。

冷凍したら食感が変わってまずい!冷凍以外で豆腐を長持ちさせる方法はある?

豆腐が持つ食感をキープしたまま保存するには水に浸けて冷蔵保存しましょう。

1日1回水を入れ替えれば2〜3日日持ちします。

しかし、食感は変わらないものの、冷凍保存の方が長く保存できるため、ナゲットやステーキなど、冷凍豆腐の食感を活かした料理で召しあがってください。

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まとめ

豆腐は冷凍すると食感は変わってしまいますが、お肉のような食感に変わり、近年健康を意識する人から注目されています。

日持ちがしないため、今まで豆腐を腐らせてしまい、泣く泣く廃棄していた人も冷凍してみてはいかがでしょうか?

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