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沖縄本島の南西に位置する、八重山(やえやま)諸島の中心と呼ばれている石垣島。
透明度の高い海が魅力の観光地ですが、おいしいグルメが多く存在するスポットとしても人気があります。
この記事では、石垣島のソウルフードや名物グルメを紹介します。
石垣島の名物グルメ7選【ソウルフード編】
石垣島のソウルフードといわれる定番グルメを紹介します。
八重山そば
石垣島や離島を含む地域で食べられている八重山そばは、細めのストレート麺で断面は丸いのが特徴です。
地元の人は、八重山そばに「ピパーチ(島こしょう)」と呼ばれる香辛料をかけて、味の変化を楽しみます。
ピパーチは、ピリッとした辛みとシナモンのような甘い香りを持ち、八重山そばに欠かせない調味料です。
ゆし豆腐
ゆし豆腐は、豆乳にニガリを加えて型で固める手前の、ふんわりした口当たりの良い豆腐です。
島のソウルフードともいえるグルメで、あっさりしたカツオダシが、大豆の風味を優しく包み込みます。
1957年創業の老舗「とうふの比嘉」では、厳選された大豆を使った、濃厚な味わいのゆし豆腐が味わえます。
開店前から行列ができるほどの人気店なので、早めの来店がおすすめです。
パパイヤチャンプルー
石垣島では、熟す前の青パパイヤを野菜として食べることが多く、ツナなどと一緒に炒めたパパイヤチャンプルーは、日常的に親しまれています。
シャキシャキとした食感と、ほのかな甘みが特徴で、ご飯のおかずにぴったりです。
古民家風の建物がすてきな「かーら家食堂」は、家庭的な雰囲気があふれる穴場の店です。
ゆったりした座敷もあるので、小さいお子様連れでも安心して過ごせます。
オニササ
石垣島には、オニササと呼ばれるソウルフードがあります。
おにぎりとササミフライをビニール袋の中でぎゅっと握り合わせて食べるという、ユニークなスタイルのB級グルメです。
マヨネーズやソースなど、お好みの調味料をはさんで、アレンジも楽しめます。
忙しい日のランチや、育ち盛りのお子様のおやつとしても人気があります。
島らっきょうの天ぷら
島らっきょうは、一般的ならっきょうと比べて小粒で細長く、辛みが強いのが特徴です。
沖縄独自の品種で、シャキシャキとした歯応えと、独特な香りが楽しめます。
そのままでもおいしい島らっきょうですが、天ぷらにするとホクホクとした食感になり、甘さが増すので、お子様でも食べやすくなります。
塩を添えてシンプルに味わったり、天つゆや抹茶塩で食べたりするのがおすすめです。
じゅーしーかまぼこ
じゅーしーかまぼこは、沖縄風炊き込みご飯「じゅーしー」をおにぎりにして、白身魚のすり身で包み、油で揚げた名物料理です。
豚肉やひじき、野菜などと一緒に、豚肉の茹で汁とダシを合わせて煮込んだじゅーしーは、コクと甘みがあります。
もっちりとした食感や香ばしさが重なり、なんとも言えないおいしさが楽しめます。
1957年創業の老舗「金城かまぼこ店」は、手作りにこだわり、伝統の味を守り続ける地元民おすすめの名店です。
泡盛
沖縄の伝統的なお酒「泡盛」は、甘く芳醇な香りと強いうまみを持つ蒸留酒で、沖縄料理との相性も抜群です。
アルコール度数が30度前後と高いので、ロックや水割り、炭酸割りなどにするのがおすすめです。
泡盛の中でも3年以上貯蔵した「古酒(クース)」は、まろやかで飲みやすく、地元民だけでなく観光客にも人気があります。
石垣島には6つの酒造所があり、工場見学や試飲も行っているので、ぜひ足を運んでみてください。
石垣島の名物グルメ4選【肉編】
ぜひ食べて欲しい石垣島の肉料理を紹介します。
石垣牛ステーキ
石垣牛は、厳しい条件を満たした牛のみが認定されるブランド牛です。
赤身と脂身のバランスが良く、とろけるような食感と豊かな味わいが特徴です。
塩やわさびで食べると肉の甘さがさらに際立ち、石垣牛の味を存分に楽しめます。
石垣島で最初にステーキハウスを開いた店である「担たん亭」は、地元民から長く愛され続ける名店です。
隠れ家のような落ち着きのあるレストランで、石垣牛のおいしさを存分に味わいましょう。
牛汁(ぎゅうじる)
牛汁とは、牛のすね肉やホルモンを島野菜と煮込んだ、八重山地方の郷土料理です。
古くから正月や祝い事などの際に食べられており、地元民のソウルフードとして親しまれてきました。
ゴロゴロと入った牛肉は、お箸で持つと崩れるほどの柔らかさで、臭みもありません。
かつおや昆布から丁寧にとったダシと、具材から出るうまみが合わさり、深い味わいを楽しめます。
ハンバーガー
じつは石垣島は、おいしいハンバーガー店が多い観光地として有名です。
石垣牛を使ったパテは肉汁がたっぷりで、凝縮されたうまみが口いっぱいに広がります。
ボリュームがありますが、新鮮な島野菜を挟んでいるので、食感もよく、飽きずにさっぱりといただけます。
テイクアウトして、石垣島の美しい海を眺めながら味わうのがおすすめです。
ヤギ汁
ヤギの骨付き肉やモツを煮込んだヤギ汁は、お祝い事などで振る舞われる伝統料理です。
石垣島では居酒屋などでも気軽に食べられます。
生ショウガやよもぎを入れると、ヤギ特有の匂いが和らぎ食べやすくなります。
「五升庵(ぐーしゅーあん)」は、海沿いにある定食屋で、ヤギ料理が安くておいしい穴場の店です。
ここではヤギ汁のほかに、ヤギ刺しなど中々他では食べられない料理も楽しめます。
石垣島の名物グルメ3選【海鮮編】
石垣島は、肉料理だけでなく海鮮料理も有名です。
ぜひ食べて欲しい名物グルメを紹介します。
魚のマース煮
マースとは、沖縄の方言で「塩」のことです。
沖縄の塩と泡盛を使って蒸し煮にする調理法をマース煮といいます。
シンプルながら、白身魚のおいしさが堪能できる料理として人気があります。
あっさりとした味付けなので、食欲が落ちやすい暑い夏でも食べやすく、ミネラルや栄養補給にぴったりの料理です。
車エビの刺身
石垣島を含め八重山地方は、車エビの養殖が盛んな地域です。
暖かく水質のいい環境で育った車エビは、身が大きく、プリッとした食感があり、甘味が強いのが特徴です。
11月から3月が旬で、この時期の車エビはうまみ成分「グリシン」が増し、最もおいしくなります。
「姿伊勢エビ、味車エビ」とも称される味を、ぜひ刺身で味わってみてください。
海鮮丼
豊かな漁場に恵まれた石垣島では、マグロなど定番の魚をはじめ、アカジン(スジアラ)、あかまち(ハマダイ)など、県外ではあまり流通しない高級魚がリーズナブルに食べられます。
「石垣島水産直売所」は鮮魚店ですが、刺身や海鮮丼、寿司などを販売しており、地元民に人気のお店です。
店内の一角にはイートインスペースもあるので、観光の合間のランチにもおすすめです。
石垣島の名物グルメ3選【フルーツ・スイーツ編】
石垣島ならではの自慢のフルーツ・スイーツを紹介します。
パイナップル
温暖な気候の石垣島で育つパイナップルは糖度が高く、酸味とのバランスも絶妙です。
パイナップルの王様と呼ばれる島パインや、香りが強く果汁たっぷりのピーチパイン、手でちぎって食べられるスナックパインなど種類も豊富に楽しめます。
パイナップルの旬は4月から8月頃です。
石垣島に来たなら、新鮮なパイナップルをぜひ食べてみてください。
生ジュース
マンゴーやパッションフルーツ、パイナップルなど、石垣島で採れる南国の果物をふんだんに使用した生ジュースは、季節を問わず人気です。
「パーラーぱぱ屋」の生ジュースは、水や砂糖を使用せず、採れたての果物とさとうきびの搾り汁のみで作られています。
香料や保存料など添加物も使用していないので、小さなお子様でも安心です。
アイス・ジェラート
石垣島に来たなら、冷たいスイーツも食べましょう。
島内には、採れたてのフルーツや、牧場直送の新鮮なミルクを使ったアイス・ジェラートのお店が数多くあります。
紅芋や泡盛など変わり種や、カラフルで写真映えするものなど、お店ごとに工夫をこらしたアイス・ジェラートがあり、味も見た目も楽しめます。
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