目次
自分の生まれ故郷や思い入れのある自治体を応援する制度として、すっかり定着したふるさと納税。
自治体から送られてくるお礼状や返礼品を通じて、地域の新たな魅力を発見したり、以前に増してその土地に親しみを感じるようになったりと、ふるさと納税をきっかけに地域への関心が高まったという方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、ふるさと納税を活用して実際にその地域を訪れてみること。
ふるさと納税で行く旅行には、通常の旅行にはない、「ふるさと納税だからこそ」の魅力が詰まっています。
この記事では、ふるさと納税で行く旅行の仕組みやメリットについて解説。
無期限ポイントで人気の「ふるなびトラベル」の特徴や使い方もご紹介します。
ふるさと納税で行く旅行が大人気!5つの理由
「ふるさと納税で旅行に行くのって、何がそんなに良いの?」と思っている方も多いはず。
ここでは、ふるさと納税で行く旅行の人気の理由に迫りました。
地域の魅力を体感できる
旅行の醍醐味といえば、実際に足を運ぶことで地域の「いいもの」に直接触れられること。
名所や観光スポット、温泉、グルメ、特産品など、その土地ならではの魅力を五感で味わうひとときは何ものにも代えがたい体験です。
ふるさと納税で行く旅行プランの中には、地元の自然や文化、歴史が体感できる特別なアクティビティが組み込まれている場合も。
旅行を楽しみながら、地域のことをより深く知ることができます。
地域活性化に貢献できる
一般的なふるさと納税は、寄附と返礼品のやりとりで完結するケースが大多数。
一方、ふるさと納税で旅行に行くと、宿泊以外にも交通・観光・食事・お土産など地元のさまざまなサービスを利用することになり、地域経済により大きく貢献することができます。
お祭りやイベントなどへの参加を通して、地域活性化に直接携わることも可能。
地元の人とのふれあいも旅行の大きな楽しみのひとつです。
旅行に行けて住民税・所得税の控除対象になる
返礼品として品物を受け取る一般的なふるさと納税と同様に、ふるさと納税で旅行に行った場合も住民税・所得税控除の対象になります。
原則として、一年間に寄附をした金額のうち2,000円を超える部分が所得税・住民税から控除されるので、実質的な負担額はわずかです。
収入額などに応じて控除される金額には上限があること、控除にはワンストップ特例制度や確定申告による手続きが必要なことに注意しましょう。
人気の旅行先から行き先を選べる
ふるさと納税で行く旅行は、北海道や沖縄、京都、東京、大阪、福岡などの人気観光地をはじめ、全国各地に行き先の選択肢がたくさん。
旅行関連の返礼品を導入している多数の自治体の中から、気分やシチュエーションに合わせて自分の行きたい場所を選ぶことができます。
宿泊施設内のサービス利用や特産品の購入が可能な場合も
ホテルや旅館によっては、宿泊費用だけでなく、施設内での飲食やお土産品の購入、スパやマッサージの利用などにもふるさと納税が利用できる場合があります。
ふるさと納税を活用して観光名所の見学・拝観ができたり、ツアーやアクティビティに参加したりできる場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
ふるさと納税を利用して旅行に行く方法
ふるさと納税で旅行に行くには、旅行券・旅行クーポンなどを使う方法と、旅行に使える便利なポイント制度を活用する方法があります。
返礼品の宿泊券・旅行券・クーポンを使う
旅行したい自治体にふるさと納税で寄附をすることで、返礼品として宿泊券や旅行券、旅行クーポンなどを受け取る方法です。
寄附先の自治体にあるホテル・旅館に宿泊する際、旅行券などで代金を支払うことが可能。
郵送で届く紙の旅行券やクーポンを利用する場合と、メールなどで届く電子クーポンを利用する場合があります。
返礼品として発行されるポイントを使う
旅行したい自治体にふるさと納税で寄附をして、返礼品として旅行代金の支払いに使えるポイントを受け取る方法です。
ポイントは、寄附先の自治体にあるホテル・旅館などで利用することができます。
旅行券やクーポンなどで会計する場合、旅行代金が旅行券の金額を下回ると差額の返金(お釣り)がないこともありますが、ポイントは1ポイント=1円単位で利用できることが多く無駄がありません。
余ったポイントを繰り越せるサービスもあり、使い勝手が良いのが特徴です。
旅行体験型ふるさと納税「ふるなびトラベル」の特徴とは?
「ふるなびトラベル」とは、ふるさと納税の返礼品として発行される電子ポイント(トラベルポイント)を利用し、寄附した自治体の提携ホテル・旅館に宿泊することができるサービスです。
寄附をした自治体のホテルや旅館に自分の好きなタイミングで宿泊でき、そのお会計にトラベルポイントを使うことができます。
ここでは、ふるなびトラベルの5つの特徴をご紹介します。
無期限ポイントで積み立ても可能
通常、ふるさと納税の旅行券やクーポン、ポイントなどには2~5年ほどの有効期限が定められていて、期限を過ぎると失効してしまうものがほとんど。
ふるなびトラベルのトラベルポイントには有効期限がないので、翌年以降にポイントを持ち越すことはもちろん、ポイントを積み立てることも可能です。
例えば、毎年30,000ポイントずつ積み立てを行い、5年後に貯まった150,000ポイントを使っていつもより贅沢な宿に泊まるなどという使い方もできます。
ポイントは即時発行!すぐに使える
従来の紙の旅行券は、寄附をしてから旅行券が配送されるまで2ヵ月~半年ほどかかる場合もあり、旅行の計画が立てにくいというデメリットもありました。
ふるなびトラベルでは寄附手続きの完了次第トラベルポイントが即時発行されるので、思い立ったときに寄附をして、そのまますぐに旅行に出かけることも可能です。
還元率は上限いっぱいの30%
2008年にふるさと納税制度がスタートして以降、寄附金額に対する返礼品の相当額(還元率)が高すぎるケースが問題になったことを受けて、2019年以降の制度では「返礼品は寄附金額の30%以下」とすることが義務付けられています。
ふるなびトラベルの還元率は、上限いっぱいの30%。
寄附金額の30%分のトラベルポイントを返礼品として受け取ることができます。
北海道も沖縄も!全国の宿から選べる
2021年12月1日現在、ふるなびトラベルの提携ホテル・旅館は、全国に735件。
北海道から沖縄まで多彩なラインナップが揃う中から、好きな旅行先・宿を選ぶことができます。
家族やカップル、友人同士はもちろん、ペットと一緒に楽しめる宿も豊富。
提携宿数は日々増加しているので、選ぶ楽しみもどんどん膨らみます。
ハイクラスなホテル・旅館が充実
ふるなびトラベルに掲載されている宿は、独自に厳選した上質なホテルや旅館ばかり。
ミシュランの星を獲得している高級ホテルや、別荘気分が味わえる一棟貸しの宿、国内外のVIPが愛した老舗旅館など、憧れの一流宿が満載です。
簡単4ステップ!「ふるなびトラベル」の使い方
ふるなびトラベルの利用方法は4ステップ。
ポイントの発行から宿の予約、宿泊まで、誰でも簡単に手続きできます。
ステップ1:泊まりたい宿のある自治体を調べる
まずは、ふるなびトラベルの「ホテル・旅館一覧ページ」から泊まりたいホテル・旅館を選び、その宿で利用できるトラベルポイントがどの自治体のものかを確認しましょう。
宿の情報や口コミはもちろん、自治体の特徴や見どころもまとめてチェックできるので便利です。
ステップ2:選んだ自治体に寄附をしてポイントをもらう
選んだ自治体の「トラベルポイント専用寄附フォーム」に進み、ふるさと納税で寄附をしましょう。
寄附は20,000円から、2,000円単位で自分の好きな金額を設定することが可能です。
寄附が完了すると、寄附金額に応じたトラベルポイントが返礼品として即時に付与されます。
ステップ3:泊まりたい宿を予約する
宿泊予約サイトで泊まりたいホテル・旅館を予約します。
支払い方法はクレジットカードなどによる事前決済ではなく、必ず現地決済を指定してください。
ステップ4:宿での会計時にポイントを利用する
予約したホテル・旅館に宿泊し、トラベルポイントを使って会計を行います。
支払い方法は、宿のフロントに置かれているQRコードを自分のスマートフォンで読み取り、画面の指示に従ってポイント利用申請の手続きをするだけ。
1ポイント=1円単位で使いたいポイント数を設定することができます。
まとめ
ふるさと納税で行く旅行は、地域の魅力を全身で感じられるだけでなく、寄附を通じてその地域を応援することもできるのが最大のポイント。
旅行先や宿の選択肢も豊富で、楽しみ方は自由自在です。
使い勝手抜群の「ふるなびトラベル」を活用して、新しいかたちのふるさと納税を体験してみましょう。