さつまいもの冷凍保存を解説!保存期間・解凍方法や美味しいレシピもご紹介!

さつまいもの冷凍保存を解説!保存期間・解凍方法や美味しいレシピもご紹介!

さつまいもは常温での保存が一般的ですが、品質を保ったまま長期保存するなら、冷凍保存がおすすめです。

また、冷凍したさつまいもは、解凍後に美味しく食べられるのも魅力の一つ。

本記事では、さつまいもを冷凍保存する方法や美味しいレシピについて紹介します。

ほかにも、保存期間や解凍方法についても解説するので、さつまいもの冷凍保存を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

本記事では、さつまいものカロリーや糖質量について解説します。他のイモ類との比較や、ダイエットに向く理由も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

さつまいもを冷凍保存するメリット

さつまいもを冷凍保存するメリット

さつまいもは常温だと黒く変色したり、冷蔵だと日持ちしなかったりと保存が難しい食材です。

しかし、冷凍保存なら気温や湿度を気にせず、品質を保ったまま長期的に保存できるメリットがあります。

また、あらかじめ調理用にカットしておいたり、火を通したりしておくと料理の手間も省けるため、時短につながるでしょう。

短期間で使い切ることが難しい場合や、調理に手間をかけたくない場合は、ぜひ冷凍保存を試してみてください。

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さつまいもを冷凍保存する方法

さつまいもを冷凍保存する方法

さつまいもを冷凍保存する方法は、主に生、茹で、焼きの3パターンがあります。

それぞれの方法について確認していきましょう。

さつまいもを生で冷凍する方法

さつまいもを生で冷凍する場合は、以下の手順で行いましょう。

  1. さつまいもを綺麗に洗う
  2. 保存する大きさにカットする
  3. アク抜きをする
  4. キッチンペーパーで水気を拭きとる
  5. 保存容器に入れて冷凍庫で保存する

解凍後の調理方法が決まっていない場合や、幅広い料理に活用したい場合は生での冷凍がおすすめです。

加熱せずに冷凍することで、調理時に煮崩れしづらくなります。

また、ラップで一つずつ包んでおくと酸化による変色を防止できるため、より長期間の保存が可能です。

さつまいもを茹でて冷凍する方法

さつまいもを茹でて冷凍する場合は、以下の手順で行いましょう。

  1. さつまいもを綺麗に洗う
  2. 保存する大きさにカットする
  3. アク抜きをする
  4. 柔らかくなるまで煮る、もしくは電子レンジで加熱する
  5. 粗熱を取りキッチンペーパーで水気を拭きとる
  6. さつまいもの皮を洗い、使いやすい大きさに切る
  7. 保存容器に入れて冷凍庫で保存する

解凍後に炒めものなどに利用したい場合は、あらかじめ茹でてから冷凍するのがおすすめです。

また、茹でたさつまいもをマッシュ状にして冷凍するのもよいでしょう。

マッシュ状にして冷凍しておくと、解凍後にスープや離乳食として活用できます。

マッシュ状にする場合は、熱いうちにフォークなどで潰し、保存袋に平らにして入れて保存しましょう。

さつまいもを焼いて冷凍する方法

さつまいもを焼いて冷凍する場合は、以下の手順で行いましょう。

  1. さつまいもを綺麗に洗う
  2. 保存する大きさにカットする
  3. アク抜きをする
  4. 水気を拭き取ってから焼き色がつくまで焼く
  5. 粗熱を取ったらラップに包む
  6. 保存容器に入れて冷凍庫で保存する

解凍後にそのまま食べたい方は、焼いてから冷凍するのがおすすめです。

焼き芋を冷凍保存する際は、丸ごとラップで包み保存袋に密閉して保存するようにしましょう。

焼き戻して解凍することで、そのまま食べられます。

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冷凍さつまいもの保存期間

冷凍さつまいもの保存期間

冷凍さつまいもの保存期間は、1ヶ月程度です。

一度冷凍することによって食品の酸化や乾燥を防げるため、さつまいもの腐敗リスクを低減できます。

そのため、品質を保ちつつ長期保存したい場合におすすめです。

しかし、1ヶ月を過ぎると味や食感が悪化するため、なるべく早めに消費しなければいけません。

それでも、2日程度しか保存できない冷蔵保存と比較すると長期的な保存ができるため、鮮度を保ったまま保存したい方は冷凍保存を試してみましょう。

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冷凍したさつまいもの解凍方法

冷凍したさつまいもの解凍方法

冷凍したさつまいもは、以下の方法で解凍しましょう。

  • 冷蔵庫で解凍する
  • 電子レンジで解凍する

冷蔵庫なら解凍に時間はかかりますが、じっくり解凍できるため、さつまいもが持つ旨み成分を維持できるのが魅力です。

旨み成分が保たれることによって、美味しさや食感が失われません。

一方で、素早く解凍したい場合は電子レンジがおすすめです。

しかし、高熱での解凍はさつまいもの旨みが損なわれてしまうため、解凍モードでじっくり解凍しましょう。

また、一度解凍したさつまいもを再度冷凍すると味や食感を失う原因となるため、解凍したさつまいもは再冷凍せずに食べきることが大切です。

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冷凍さつまいもを美味しく使うコツ

冷凍さつまいもを美味しく使うコツ

冷凍さつまいもを美味しく使うには、適切な方法での解凍が大切です。

不適切な方法で解凍してしまうと、さつまいもの旨みや食感が失われてしまいます。

実際、電子レンジで急激に解凍したことによって、パサパサとした食感になってしまったケースも。

そのため、さつまいもを解凍する際は、冷蔵庫や電子レンジの解凍モードを利用してじっくり解凍するようにしましょう。

また、生で冷凍しているなら解凍せず煮物や汁物に活用するのもおすすめです。

美味しいさつまいもを食べるためにも、冷凍方法だけでなく解凍方法も意識しましょう。

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冷凍さつまいもの活用レシピ

冷凍さつまいもの活用レシピ

冷凍さつまいもを活用したレシピを3つ紹介します。

どれも手軽にできる料理なので、ぜひチャレンジしてみてください。

さつまいもの煮物

■材料

  • さつまいも:1本
  • 煮汁
    ・みりん:大さじ2と1/2
    ・砂糖:大さじ1
    ・醤油:小さじ1
    ・水:200ml

さつまいもの煮物の作り方は、以下のとおりです。

  1. さつまいもを1.5cmの厚さに輪切りする
  2. 輪切りにしたさつまいもを水にさらしてアクを抜く
  3. 鍋にさつまいもとみりん、砂糖、醤油、水で作成した煮汁を入れて中火で加熱する
  4. 落とし蓋をして汁気が無くなるまで煮詰めたら完成

冷凍のさつまいもは、そのまま鍋に入れて煮物にすると美味しく食べられます。

また、煮汁と一緒に煮るだけなので、料理の手間がかからないのも魅力です。

しっかりと煮詰めることで皮が鮮やかな色になり、見た目からも楽しめるでしょう。

さつまいもご飯

■材料

  • 米:2合
  • さつまいも:1本
  • 白だし:90ml
  • 黒ごま:適宜

さつまいもご飯の作り方は、以下のとおりです。

  1. さつまいもを1.5cmの角切りにして水にさらす
  2. 水にさらしたさつまいもをザルにあげて水を切る
  3. 炊飯器に米と白だしを入れ、2合の目盛まで水を入れる
  4. 軽く混ぜたらさつまいもを乗せて炊飯する
  5. 炊き上がったら混ぜて器に盛り、黒ごまを散らしたら完成

ご飯のふわふわ感とさつまいもの甘みがマッチしたさつまいもご飯は、見た目からも食卓を彩ってくれる一品です。

さつまいもとご飯を一緒に炊飯するだけでできるため、手軽にさつまいも料理を食べたい方に向いています。

ご飯には、黒ごまを加えて風味をアップさせることで、より深い味わいを楽しめるでしょう。

さつまいものきんぴら

■材料

  • さつまいも:200g
  • バター:小さじ4
  • 砂糖:小さじ2
  • 醤油:小さじ2
  • いりごま(黒):小さじ2

さつまいものきんぴらの作り方は、以下のとおりです。

  1. さつまいもを皮ごと5mm程度の厚さで斜め薄切りにする
  2. さらに5mm幅に切り、水にさらす
  3. フライパンにバター小さじ2を加え、切ったさつまいもを加えて炒める
  4. 火が通ったら砂糖、醤油の順に加える
  5. 残りのバターを加え、黒ごまを全体にまぶしたら完成

さつまいものきんぴらは、歯応えと甘みを楽しめる一品です。

砂糖と醤油にバターの風味がプラスされた、上品な味わいをぜひ試してみてください。

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まとめ

今回は、さつまいもを冷凍保存する方法や冷凍さつまいもの保存期間について紹介しました。

冷凍さつまいもは、品質を落とさずに1ヶ月程度保存できるため、長期保存する際におすすめです。

しかし、間違った解凍をしてしまうとさつまいもの風味を損なってしまうため、解凍方法にも気を配る必要がある点に注意しましょう。

また、冷凍さつまいもはさまざまな料理で活用でき、どれも美味しく食べられます。

今回紹介したレシピは自宅でも簡単に作れるので、ぜひ今晩の献立に加えてみてはいかがでしょうか。

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