ハイボールのカロリーが低いのは本当?ダイエット中に飲むコツも解説!

ハイボールのカロリーが低いのは本当?ダイエット中に飲むコツも解説!

ハイボールは、ダイエットや健康を意識しているときに飲まれることも多いお酒です。

実際に、ハイボールはカロリーが低く、太りにくい特徴のあるお酒といえます。

この記事では、ハイボールのカロリーについて他のお酒と比較して解説し、ダイエット中にハイボールを飲むコツを解説します。

スコッチやバーボンなど、名前を聞いたことはあっても違いや特徴が分からない人も多いのではないでしょうか。 そこで、この記事ではウイスキーの種類と特徴、おすすめの飲み方をご紹介します。

そもそもハイボールとは?特徴と作り方を解説

そもそもハイボールとは?特徴と作り方を解説

ハイボールは、ウイスキーを炭酸水で割って作られたお酒です。

ウイスキーは、小麦やライ麦、とうもろこしなどの穀物を原料として作られます。

国内でも生産されるほか、国外ではアメリカやアイルランド、スコットランドなどが主な生産国です。

ウイスキーは、独特の香りと苦味が強いお酒です。

炭酸水で割ると、ウイスキーの苦味と強いアルコールが軽くなり、口当たりがよく飲みやすいハイボールに変わります。

ウイスキーが40度以上などの高いアルコール度数であるのに対し、ハイボールは7〜9度ほどのアルコール度数です。

ビールのアルコール度数が5度程度なので、ビールよりハイボールの方がアルコール度数が高いお酒です。

ハイボールは一般的に、ウイスキー:炭酸水=1:4で作られています。

炭酸水に限らず、コーラやジンジャエール、緑茶、ウーロン茶で割ったものも、ハイボールのひとつです。

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ハイボールのカロリーと糖質の量は?他のお酒とも比較

ハイボールのカロリーと糖質の量は?他のお酒とも比較

ここでは、ハイボールのカロリーと糖質の量を説明し、他のお酒と比較します。

ハイボールのカロリーと糖質の量

以下の表は、炭酸水とウイスキー100g(およそ100mL)の場合のカロリーと糖質の量です。

ハイボールの原料カロリー(kcal)糖質(g)
炭酸水00
ウイスキー2340

参照:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

炭酸水は0kcalであるため、ウイスキーの量によってハイボールのカロリーが決まります。

炭酸水とウイスキーの糖質は0gであるため、ハイボールの糖質も0gです。

以下の表は、居酒屋で出てくるジョッキ1杯150mL、お店で売られているレギュラー缶1缶350mLとロング缶1缶500mLのカロリーです。

ハイボールの量カロリー(kcal)
ジョッキ1杯 150mL70
レギュラー缶1缶 350mL160
ロング缶1缶 500mL200

参照:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

ご飯1膳分160gの250kcalと比較すると、ハイボールをロング缶1缶で飲んでもご飯1膳分よりカロリーが少なく、ハイボールは低カロリーなことがわかります。

ハイボールと他のお酒を比較

ハイボールと他のお酒の、100g(およそ100mL)あたりのカロリーと糖質の量を比較すると、次のとおりです。

カロリー(kcal)糖質(g)
ビール393.1
ハイボール(ウイスキー:炭酸水=1:4)450.0
白ワイン752.0
赤ワイン681.5
日本酒1023.7
焼酎1440.0

参照:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

この表では、下に行くほどアルコール度数が高いお酒を記載しています。

こうして比較すると、アルコール度数が高いほど、カロリーが高くなることがわかります。

糖質の量については、醸造酒か蒸留酒かの違いが大きく影響します。

ビールと日本酒、ワインは「醸造酒」に分類され、原料に含まれる糖質が取り除かれていないため、糖質が多いお酒が作られます。

対して、ウイスキーと焼酎は「蒸留酒」に分類され、蒸留という過程で原料に含まれる糖質が取り除かれ、糖質が0gになるのです。

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ハイボールが太りにくい理由

ハイボールが太りにくい理由

この章では、ハイボールが太りにくい理由を3つ解説します。

カロリーが低い

ハイボールはウイスキーと炭酸水の割合によって、カロリーが変化します。

ウイスキー100mLのカロリーは、およそ240kcalとカロリーが高いお酒です。

ウイスキー:炭酸水=1:4で割ったハイボール100mLでは、ウイスキーはおよそ20mL、炭酸水は80mLとなり、ハイボールのカロリーは40〜50kcalになります。

他のお酒と比べるとカロリーは低くなり、多量に飲まなければ太りにくいお酒です。

糖質も含まれていない

お酒の中では、ビールのカロリーがとくに低いですが、ビールは糖質を含んでいます。

一方、ハイボールは糖質などを取り除く蒸留という工程があるため、糖質が含まれていません。

糖質はお米やパン、麺類などの炭水化物に多く含まれ、エネルギー源となります。

しかし、摂りすぎた糖質が消費されずに余ると、脂肪に変換され、肝臓などに内臓脂肪として蓄積され太る原因となるのです。

ハイボールは、糖質が含まれていないためダイエットに向いていますが、多量に飲まないようにしましょう。

アルコール度数が高いので多量に飲めない

そもそも、ウイスキー自体にアルコール度数が高いため、多量に飲めません。

ハイボールのアルコール度数が7〜9度であり、ビールより高くなります。

多量に飲めないので、自然にカロリーを抑えられ、ダイエットに向いているでしょう。

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カロリー制限中にハイボールを飲むコツ

カロリー制限中にハイボールを飲むコツ

ハイボールは低カロリーで糖質は0gであり、ダイエットに向いていますが、カロリー制限中にハイボールを飲むときには、注意するべきことがあります。

ここでは、カロリー制限中にハイボールを飲む3つのコツを解説します。

飲みすぎない

アルコールは、脂肪の分解を抑制し、肝臓に中性脂肪をため込みます。

アルコールはカロリーが多く、太りやすい飲み物です。毎日飲むと、脂肪を蓄えてしまい肥満の原因になります。

ハイボールはアルコール度数が高いので、多量に飲むことは難しいですが、お酒が強い人やお酒が好きな人は飲みすぎないようにしましょう。

カロリーが高い飲料で割らない

ハイボールは、コーラやジンジャエールで割って飲むこともあります。

コーラやジンジャエールは、ただの炭酸水とは異なり、カロリーや糖質が多く含まれています。

カロリーや糖質が多い飲料で割ると、ハイボール自体のカロリーも高くなるので、ダイエット中はカロリーが含まれていない炭酸水で割るのがベストです。

カロリーが高い飲料で割ったハイボールは、炭酸水で割ったハイボールより、飲むと太りやすくなります。

おつまみの内容に気をつける

低カロリーのハイボールを飲んでいても、高カロリーのおつまみを食べると太りやすくなるので、注意が必要です。

ハイボールは、フライドポテトや唐揚げ、チャーハン、ピザ、スナック類など、油で調理した高カロリーのおつまみと相性が抜群です。

夜の時間帯にお酒を飲み、おつまみを食べると、より脂肪をため込みやすくなり、肥満の原因になります。

以下の表は、おすすめな低カロリーのおつまみです。

栄養バランスのよいヘルシーなおつまみを意識するとよいでしょう。

塩味で食べる際は、塩分の過剰摂取には注意が必要です。

肉類鶏ささみ鶏むね肉甘だれの焼き鳥ではなく塩味の焼き鳥を選ぶ
魚類刺身(マグロの赤身、タイ、アジなど)
その他野菜たっぷりサラダ豆腐枝豆

お酒を飲むと食が進んでしまいます。ヘルシーなおつまみでも、食べすぎると太ってしまうため気を付けましょう。

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まとめ

ハイボールは他のお酒と比べると、低カロリーであり糖質が0gなので、ダイエット向きです。

しかし、ウイスキーと炭酸水の割合次第でハイボールのカロリーが変化するので、ダイエット中は割合を意識しましょう。

コーラやジンジャエールで割ると、高カロリーのハイボールになるため、ダイエット中はカロリーが0kcalの炭酸水で割ることをおすすめします。

お酒が好きな人は、飲む量も抑えるとベストです。

おつまみを食べるときは、低カロリーな食べ物を選択し、栄養バランスを意識しましょう。

カロリー制限中は、適度な量でハイボールを飲むことが大切です。

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