とうもろこしの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の日持ちと、解凍のコツを紹介!

とうもろこしの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の日持ちと、解凍のコツを紹介!

とうもろこしを買ったとき、しばらくそのまま保存したら甘みがなくなっていた、ということはありませんか?

とうもろこしは、収穫した直後が一番美味しく、食べごろとされています。

しかし、たくさん手に入れた場合など、すぐに調理できないこともあるでしょう。

正しい保存方法を覚えておくと、とうもろこしの風味を逃さずに、美味しくいただけます。

この記事では、とうもろこしの保存方法を、生のままと茹でたときに分けて解説

常温・冷蔵・冷凍の保存期間や、とうもろこしを解凍するコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ぷりぷりとした食感と、みずみずしい自然な甘みが魅力の「とうもろこし」。家庭で食べるときの定番は、シンプルな「茹でとうもろこし」です。簡単なメニューに思われがちですが、じつは茹で方ひとつで味や食感が大きく変化します。そこで今回は、とうもろこしの美味しい茹で方について解説。

生のとうもろこしを保存する方法と日持ち

生のとうもろこしを保存する方法と日持ち

生のとうもろこしの保存手順と日持ちを、常温・冷蔵・冷凍に分けてご紹介します。

常温で保存すると鮮度が落ちやすいため、早めに食べきるか、冷蔵または冷凍で保存しましょう。

常温保存|保存目安1日

生のとうもろこしを、常温で保存する場合は、1日以内を目安にしましょう。

乾燥に注意して、できるだけ涼しいところに保存するのがポイント

常温保存の手順は、以下の通りです。

  1. ひげを取らず皮つきのまま、1本ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包む
  2. ポリ袋に入れる
  3. ひげ側を上に向けて、立てて保存する

とうもろこしは、常温で保存すると、甘みが減っていくとされています。

保冷剤を入れた発泡スチロールや、クーラーボックスを活用してもよいでしょう。

皮なしの生とうもろこしは、常温保存には向きません。

ラップでしっかり包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵保存|保存目安2日~3日

生とうもろこしは、冷蔵庫で2〜3日保存できます。

冷蔵保存のコツは、乾燥させないことです

次の手順で保存しましょう。

1.外側の汚れた皮をはがす
2.ひげの先を包丁で切り落とす
3.皮つきのまま、新聞紙かキッチンペーパーで1本ずつ包む
4.とうもろこしをポリ袋に入れる(またはラップでぴったり包む)
5.冷蔵庫で保存する

  1. 外側の汚れた皮をはがす
  2. ひげの先を包丁で切り落とす
  3. 皮つきのまま、新聞紙かキッチンペーパーで1本ずつ包む
  4. とうもろこしをポリ袋に入れる(またはラップでぴったり包む)
  5. 冷蔵庫で保存する

皮をむいたとうもろこしの場合は、1本ずつラップで密閉するように包んでから、ポリ袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

とうもろこしは、皮付きの方が水分を保てます。

汚れた皮だけはがし、内側の皮は残しておきましょう。

ひげを切り落とすときは、キッチンバサミを使うと便利。

とうもろこしのひげを上にして、冷蔵庫の中で立てて保存すると、日持ちしやすいでしょう。

冷凍保存|保存目安1か月

生のとうもろこしは、皮つきのまま冷凍保存できます。

保存期間が1か月とグンと延びるため、一度に食べきれないときにおすすめの方法です。

以下のステップで、冷凍保存しましょう。

1.外側の汚れた皮をはがす
2.ひげの先を包丁で切り落とす
3.ラップで1本ずつ包む
4.冷凍保存袋に入れ、冷凍庫で保存する

  1. 外側の汚れた皮をはがす
  2. ひげの先を包丁で切り落とす
  3. ラップで1本ずつ包む
  4. 冷凍保存袋に入れ、冷凍庫で保存する

解凍するときは、皮がついたまま、レンジや鍋で加熱します。
皮をむいたとうもろこしの場合も、1本ずつぴったりとラップで包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。

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茹でたとうもろこしの保存方法と日持ち

茹でたとうもろこしの保存方法と日持ち

とうもろこしを茹でたときの保存方法を、冷蔵・冷凍に分けてご紹介します。

茹でたとうもろこしは、傷みやすいため、常温での保存は避けましょう

冷蔵保存|保存目安2日~3日

茹でとうもろこしは、冷蔵庫で2〜3日保存できます。

とうもろこしを茹でたら、熱いうちに、1本ずつラップで包みましょう

粒にしわが寄らず、シャキシャキとした食感を保てます。

粗熱がとれたら、冷蔵庫で保存します。

茹でたあと、食べやすい大きさに分けておくのもおすすめ。

実をはずして保存しておけば、サラダや炒め物に、簡単に彩りを添えられます。

冷凍保存|保存目安1か月

とうもろこしを茹でてから冷凍すると、1か月保存できます。

冷凍保存の場合は、硬めに茹でるのがポイント

以下のステップで保存しましょう。

  1. とうもろこしを硬めに茹でる(鍋・レンジどちらでもOK)
  2. 茹であがったとうもろこしを、熱いうちにラップで包む
  3. ラップしたまま粗熱を取る
  4. 表面の水気をふきとり、保存袋に入れる
  5. 冷凍庫で保存する

熱いうちにラップで包むと、水分が逃げないため、粒をツヤツヤに保てます。

茹でてから、3~4cmの輪切りにしたり、芯から実をはずしておけば、場所を取りません

実をばらして冷凍するなら、粒がくっついて固まらないよう、ときどき袋ごと振って、ばらしておくとよいでしょう。

冷凍保存(ペースト状)|保存目安1か月

とうもろこしをペースト状にすれば、1か月冷凍保存できます。

まるごと冷凍するより、コンパクトに保存できるメリットも。

ペースト状にして、冷凍する手順は以下です。

  1. とうもろこしを柔らかく茹でる(鍋・レンジどちらでもOK)
  2. 芯から実をはずす(包丁やコーンカッターを使う)
  3. フードプロセッサーでペースト状にする
  4. チャックつきの冷凍保存袋に入れる
  5. 空気を抜いて、うすく平らにして密閉する
  6. 袋の上から、2~4等分にして溝をつける
  7. 冷凍庫で保存

保存袋に溝を入れておくと、使う分だけ割って取り出せます

ペースト状なら、そのまま調理に使えるため、とうもろこしをたくさん手に入れたときに、おすすめの保存方法です。

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冷凍したとうもろこしの食べ方と解凍のコツ

冷凍したとうもろこしの食べ方と解凍のコツ

冷凍したとうもろこしの解凍方法を説明します。

解凍後の食べ方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

生のまま冷凍した場合

おすすめの食べ方は、茹でとうもろこしです。

生のまま冷凍しているため、加熱してから食べましょう。

とうもろこしは、皮つきのまま調理できます。

レンジ・鍋・蒸し器の3つの方法がありますので、お好みのやり方で加熱してください。

  • レンジ:ラップでゆったり包み、600wのレンジで、1本につき6~8分ほど加熱。
  • 鍋:水から茹でて、沸騰したら3〜4分ほど加熱。
  • 蒸し器:約10〜12分蒸す。

加熱時間は目安となります。

とうもろこしのサイズや、本数によって加熱時間を調節しましょう。

レンジで加熱するときは、とうもろこしをラップでゆるく包みなおしてから、調理してください。

鍋で加熱するなら、とうもろこしを水から茹でるのがポイント。

水分を残したまま、解凍して茹でられます。

茹でて冷凍した場合

茹でたとうもろこしは、自然解凍しましょう。

食べる前日に、冷凍室から冷蔵室へ移しておけば、茹でとうもろこしが味わえます。

以下のように、焼いたり、炒めたりするレシピもおすすめです。

  • 焼きとうもろこし
  • ピラフ・チャーハンの具
  • コーンバター

凍ったまま使うなら、600wのレンジで1本3〜4分ほど加熱してください。

実をばらして冷凍したとうもろこしは、凍ったまま調理できます。

ペースト状にして冷凍した場合

ペースト状にしたとうもろこしは、凍ったまま調理できます

牛乳とあわせて温め、お好みの味付けをすれば、コーンポタージュスープの完成です。

暑い時期は、冷製コーンスープもよいでしょう。

クリームシチューに入れると、とうもろこしの甘みが引き立ちます。

とうもろこしペーストを使ったパンケーキは、朝食や、おやつにぴったり。

まとめて作って冷凍しておくと、重宝するでしょう。

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まとめ

とうもろこしの保存方法と、保存期間についてご紹介しました。

6月~9月中ごろに、旬を迎えるとうもろこしは、子供から大人まで人気の食材です。

産地から、まとめてお取り寄せすることもあるでしょう。

とうもろこしを手に入れたら、できるだけ早めに調理するのがポイント。

すぐに食べない場合でも、冷蔵や冷凍保存すれば日持ちするので、覚えておきましょう。

とうもろこしを上手に保存して、いろいろなレシピをお試しください。

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