ブラック テッセルーチェ 照明 ランプ インテリア Black Tesseluce 信州 長野県 富士見町

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◆ Black Tesseluce（ブラックテッセルーチェ）

吹きガラス工芸 × 漆工芸 × 光学技術 = アートピースランプ

ヴェネチアに由来する吹きガラス技法を採用し、吹きガラスの文様や光の陰翳から、イタリア語で「織りなす」を意味する「TESSERE（テッセレ）」と「光」や「輝き」を意味する「LUCE（ルーチェ）」。これらを組み合わせて、「Tesseluce（テッセルーチェ）」と名付けました。
優美な妙なる曲線のフォルム、内部には結像した光が灯り、全体や微細な気泡に光をまとい、周囲には編み込まれたような光が映し出され、音や風を感じて光がゆらぎます。
豊かなひとときをTesseluceと共に。


＜特長＞
・ヴェトロ・ア・レッティチェッロと吹きガラス特有の造形曲線美。
・吹きガラス内部の美しい輝き、外部の繊細な螺旋状の陰翳。
・周囲環境の移り変わりに随伴し、遷り変わるあかりの振る舞い。


＜ヴェトロ・ア・レッティチェッロ＞
レースガラス技法の中でも最も難しい技術を要する超絶技巧の極み。
透明ガラスの中心に白色細線ガラスの通ったガラス棒（ケーン）を束ね、右巻き、左巻きに平行するレース文様の素地を一枚ずつ重ね合わせて網目文様を作り、各々の格子にひとつずつ気泡を封入します。


＜内部の輝き/外部の陰翳＞
内部で輝く部分に光源のLEDはありません。
360度から集光した虚像の輝きは魅力的です。
吹きガラスを透過し、外部に投影された陰翳は、全体に織り込まれた繊細な網目文様と微細な気泡の吹きガラスの特性を活かした美しい特長の１つです。


＜あかりの振る舞い＞
その場の環境変化に応じてあかりの揺らぎや明るさが変化します。
周期的な変化にはない美しさに魅了されます。


◇ 漆工芸

「漆黒と金とは」

漆の木の表面から採取した乳白色の樹液をろ過した「生漆（きうるし）」は、摺り漆（すりうるし）として使われます。精製された漆は茶色がかった透明で黒以外の色漆（朱色など）は、この透漆に顔料を混ぜて色を出しますが、黒色だけは精製の段階で鉄分を混ぜ、鉄の酸化作用によって漆自身が黒色に変化したものです。いわば漆の黒色は、漆でしか出せない漆特有の黒、「他にはない黒」です。
この深みがある漆独特の黒色になぞらえて「漆黒」と呼ばれています。また、漆黒と「金」は相性が良く、漆黒と金の組み合わせで芸術性が高められます。

「漆塗りの制作地域」

Tesseluceの漆は長野県の中央部に位置する塩尻市木曽平沢で制作しております。
「木曾物」と総称されていた漆器も近世後期になると「平沢塗物」の名で流通し、明治期以降も本堅地漆器の製造技術を導入するなどの技術革新によって大きく成長したことで「木曽漆器」として1975年経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されました。
漆工町としても全国初の重要伝統的建造物群保存地区に選定を受けた町並みは、漆器業の発展に伴い、時代に合わせた建築が増加し、現在、日本有数の漆器生産地（日本三大漆器生産地）となっております。

「漆塗りの技法」

漆の特徴を応用した「変わり塗り」は「鞘塗り」とも呼ばれ、江戸時代の漆職人が日本刀の鞘に工夫を凝らし、楽しみながら漆の可能性を追求したことに由来し、中でもTesseluceの上部には「石地塗」、台座部には「石目塗」を採用しています。
「石地塗」は、研ぎつけた下塗り面に漆を塗り、漆の乾かないうちに乾漆粉を蒔き、十分に乾いたら生漆で固め、砥石等で表面を研ぎ、胴擦りして摺漆をし、乾かして磨き上げます。
「石目塗」は、漆の表面を凸凹にして石の表面の肌の感触を表現した技法です。漆の豊かな表情をお楽しみ頂けます。


◇ 光学技術

「繊細な陰翳」

光による芸術的な美の感性の1つに陰翳があると考えております。
Tesseluceの陰翳は、吹きガラスの厚さの中に立体的に包含された色ガラスの繊細な網目文様とその格子１つ１つに内包されている気泡。そして、全体の美しい曲線形状。これらの特長を活かし、光源の位置、光の強さや広がり、光の色等の影響を受けて、光が反射や透過することで、光の色や明るさの濃淡、大小の螺旋が繊細に重なり合う陰翳となっています。この繊細な陰翳は、机上面や壁面等、作品の外周部に映し出され、Tesseluceの魅力の1つとなっています。

「美しい輝き」

吹きガラスの内部には、優美なあかりが灯るようすをご覧いただけます。この部分に光源があり発光しているように見えますが、そこに光源はございません。このキラキラと美しく輝くように灯る光は、色や強度の異なるいくつかの光を吹きガラスの内面等で反射させ、多様な角度から集めた光の輝きです。
1つ1つの光も美しいのですが、多様性ある光が多様な角度から集うことで、よりキラキラと美しく輝く様子は、人々の美しい暮らしを想起させます。また、全体にも光をまといながら、気泡の1つ1つが繊細に輝くこともご覧いただける作品です。

「人とあかりの関係」

自然界に存在するものには「ゆらぎ」があり、焚火やろうそくの炎、木々のそよぐ音、小川のせせらぎなど、1/fゆらぎを持つものを眺めたり聴いたり感じたりしていると、「時」を忘れ、規則性と突発性、予測性と逸脱性が適度に組み合わさったゆらぎは、居心地のよい空間を与え、人の心を落ち着かせるといわれています。
Tesseluceのあかりは、独自の技術により、暮らしの中に存在する人の声、自然の音、デジタル音、機械音、空気の流れなどの変化に応じてあかりがゆらぎます。自然を感じ、「ひかりとともに」上質なひとときを。


＜仕様＞
仕様素材：ガラス、真鍮、漆、金　他
吹きガラス：ヴェトロ・ア・レッティチェッロ
サイズ：最大直径Φ150mm、高さ：200mm
重量：1,300g
消費電力：2.5W
給電：USB-A－USB-Cケーブル1.5m、ACアダプター

※上記は参考値です。ハンドメイドのため一点ずつ異なります。
※仕様、形状は予告なく変更する場合がございます



事業者：GEO ONE DESIGN

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