失敗しない栗の茹で方!基本から圧力鍋での時短、保存方法などを徹底解説

失敗しない栗の茹で方!基本から圧力鍋での時短、保存方法などを徹底解説

栗は、ホクホクとした食感とほんのりとした甘みが特徴の秋の味覚です。

しかし、「どのようにして食べたらよいのかわからない」という人も、いるのではないでしょうか。

栗の素朴なおいしさや食感を味わうのであれば、茹でて食べるのがおすすめです。

ここでは栗をおいしくいただける、基本から時短の調理方法などを紹介します。

茹でた栗の保存方法もぜひ参考にしてください。

栗の基本的な茹で方

栗の基本的な茹で方

栗の料理にはさまざまなものがありますが、栗のおいしさを直接味わえるのは茹でた栗です。

ここでは基本的な栗の茹で方を紹介します。

下ごしらえは前日から

栗はすぐに茹でるのではなく、茹でる前の準備が大切です。

具体的な方法は以下の通り。

まず、外側の固い皮である鬼皮がついた栗を水でサッと洗い、大き目のボウルに入れてから水を入れます。

栗が入ったボウルを冷蔵庫へ入れて、半日からひと晩置いておきましょう。

冷蔵庫で冷やすことで栗の甘みが増し、さらに鬼皮が剥けやすくなります。

また、この時点で浮いてくる栗は、中に虫がいる可能性があるので取り除きましょう。

水の中に出てきた虫も一緒に取り除いておきます。

水の量によって塩の量は変わる

材料がすべて鍋に入ったら、火にかけていきます。

このときのポイントは「中火」で加熱すること。

じっくり中火で沸騰させることで、栗の中のでんぷんが糖に変換されて甘く仕上がります。

栗のでんぷんを糖に変換するのは、アミラーゼという酵素。

アミラーゼが効率よくはたらく温度は40〜70℃ほどなので、その温度を長く保つことが栗の甘みを引き出すコツだといえます。

中火での加熱は沸騰までに10分以上かかりますが、沸騰までの時間を長く取ることでおいしい茹で栗ができるので、おすすめの方法です。

沸騰したら弱火にして、栗が少し踊るような状態で50分茹でます。

栗は茹ですぎも味を損なう原因となるため、茹ですぎを防ぐためにキッチンタイマーなどを忘れずに設定しておくと安心です。

時間があったら放置しよう

50分たったら、火を止めて栗がお湯に入った状態でそのまま放置して冷まします。

茹で上がってからすぐに水を捨てて食べることもできますが、時間が許すのであれば半日ほど放置するのがベスト。

半日ほど放置すれば栗のアクがしっかり抜けて、ほんのりついた塩味が栗の甘みを引き立たせてくれます。

茹で栗のおいしさを満喫するためにも、ぜひやってほしいひと手間です。

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時短や食感で使い分け!圧力鍋や蒸し器での作り方

時短や食感で使い分け!圧力鍋や蒸し器での作り方

普通の鍋を使う基本的な茹で方以外にも、圧力鍋や蒸し器でホクホクの栗を調理することも可能です。

ここでは圧力鍋と蒸し器を使った調理方法を紹介します。

栗の味も調理方法によって多少変わりますので、自分の好みに合う味を見つけてみましょう。

圧力鍋で時短調理が可能に

鍋で茹でるときと同様に、半日から一晩水につけて虫をあらかじめ出しておきましょう。

圧力鍋を使う場合は、あらかじめ栗の先端に一文字か十字の切れ込みを包丁、もしくはキッチンバサミで入れておきます。

これは加圧中の栗の破裂を防ぐための作業です。

切り込みを入れたら、栗と水を入れて圧力鍋を火にかけて加熱します。

鍋から茹でるときに必要だった塩は、加圧によって鬼皮が剥けやすくなるため圧力鍋の場合は必ずしも必要ではありません。

しっかり圧力がかかったら弱火にして5〜10分加圧、その後火を止めて圧が下がるまで自然に放置すれば出来上がりです。

栗ご飯や渋皮煮など調理途中で加熱する工程がある場合は、3〜5分の加圧時間にとどめておくときれいに仕上がります。

圧力鍋はメーカーによって圧力が変わるので、時間を調整しながら調理しましょう。

蒸し器で蒸すとホクホクに

蒸し器で蒸し栗を作る際も、可能であれば半日から一晩ほど水に浸けて虫出しをします。

蒸し器の水を沸騰させてから、蒸し器のザルに栗を乗せて50分蒸しましょう。

50分と長い時間火にかけて蒸すため、空焚きしないように多めの水を入れておくことが大切です。

茹で栗のように塩味がつかないため、栗そのものの甘みを感じることができます。

また、蒸し栗は茹で栗よりもホクホクとした食感が強く出るため、しっとりした食感よりもホクホクした食感が好みの人におすすめです。

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栗の茹で方のNG行為はこれ

栗の茹で方のNG行為はこれ

栗は茹でるだけでおいしく食べられますが、ちょっとポイントがずれてしまうと形が崩れたり、味が損なわれたりします。

ここでは、栗の茹で方でやってはいけないことを紹介しますので、参考にしてください。

電子レンジで加熱はNG

栗の内部は水分が多く、電子レンジで加熱をすると栗が急激に膨張します。

膨張した空気は、鬼皮の固い皮によって逃げ場がなくなり、栗が電子レンジの庫内で爆発することがあるのです。

爆発を防ぐために栗に切れ目を入れる方法も紹介されていますが、切れ目の入れ方によっては栗の中の空気が十分に出られずに爆発することも。

加熱後少し時間がたってから爆発してキッチン中に栗が飛び散った、という危険な目にあった人もいます。

熱い栗が自分へめがけて飛んで来たら大変です。

電子レンジで栗を加熱することは、避けておいた方が無難でしょう。

茹ですぎはNG

茹で栗の茹で時間は、通常で50分と長めです。

そのことからも、油断してさらに長く茹でてしまう人もいるのではないでしょうか。

栗は、茹ですぎると皮を剝いたときにボロボロと崩れた状態になってしまうのです。

ボロボロになってしまうと、栗ご飯や渋皮煮などの料理には使えなくなってしまいます。

また、ホクホクとした食感も損なわれるため、栗の茹で過ぎは避けたいものです。

もし茹ですぎてボロボロになってしまった際は、ペースト状にして茶巾絞りにしたりパウンドケーキなどに混ぜたりするとおいしく食べられます。

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茹でた栗は何日もつ?保存方法を紹介

茹でた栗は何日もつ?保存方法を紹介

茹でた栗は、冷蔵や冷凍での保存が可能です。

たくさん茹でた後、一度に食べきれない場合は保存期間によって冷蔵か冷凍かの保存方法を選びましょう。

保存方法は、茹でた栗を鬼皮がついた状態で、チャック付きの保存袋に入れるだけ。

冷蔵の場合は温度の低いチルド室で1カ月、冷凍であれば3カ月の保存が可能です。

チャック袋に入れる前に、栗の表面についている水分をしっかり拭き取ります。

調理の際は、冷蔵であればすぐに皮を剥いて使えますが、冷凍の場合は30分ほど自然解凍してから包丁などで皮を剥いて使いましょう。

冷凍すると皮が柔らかくなるので、栗のお尻の部分から包丁で切れ目をいれるだけで簡単に鬼皮を剥くことができます。

なお、常温での保存は虫に食われてしまうことがあるため、おすすめできません。

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まとめ

秋の味覚の代表格である栗の茹で方を紹介しました。

栗の魅力は素朴な甘さと、ホクホクとした独特の食感です。

栗にぴったりの茹で方で、素朴な自然の恵みを感じられるおいしさを楽しみましょう。

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