鎌倉の名物グルメ15選|お土産にもおすすめ!

鎌倉の名物グルメ15選|お土産にもおすすめ!

大仏や江の島など、観光地として有名な鎌倉ですが、実はグルメが楽しめるエリアとしても人気です。

鎌倉ならではの食材を使用した定番料理から、食べ歩きができるB級グルメまで、おすすめの名物をジャンルごとにご紹介します。

しらすは産地ごとに旬の時期が異なります。理由は種類によって産卵時期や泳いでいる海域が違うからです。また、地域によっては禁漁期間があることも理由の1つ。旬の時期にとれた新鮮なしらすは味も格別!!しらすの産地や旬な時期を知って、美味しいしらすを味わいましょう。

鎌倉で食べたい名物グルメ【ご当地グルメ編】

鎌倉は、海と山に囲まれた豊かな環境にある町です。

まずは海の恵みや山の食材をふんだんに使った、鎌倉のご当地グルメをご紹介します。

生しらす丼

生しらす丼

鎌倉で外せないグルメといえば、生しらすです。

しらすはイワシの稚魚にあたり、相模湾で多く水揚げされています。

冬の禁漁期以外ほぼ一年中獲れる魚ですが、最もおいしいとされるのは、イワシの産卵期にあたる春と秋です。

春のしらすは小ぶりながらぷりぷりとした食感を持ち、秋のしらすは脂がのっているのが特徴です。

生しらすは加工をしていないので鮮度が落ちるのが早く、水揚げ当日しか食べられないのが特徴。

相模湾沿いにはしらすの漁場が形成されているため、鮮度がいい状態で水揚げできます。

鎌倉や湘南、茅ヶ崎方面でしか食べられない生しらすは、ぜひ食べてほしいご当地グルメです。

生しらすを食べるならば、酢飯の上に盛り付け、醤油をたらして食す「生しらす丼」がおすすめ。

大葉や刻みのり、卵黄などがトッピングされたり、ポン酢や生姜醤油で食べたりとアレンジを加えている飲食店も多く見られます。

サバコロッケ

鎌倉市内で漁業が盛んに行われている腰越沖で産まれた、「サバコロッケ」。

腰越沖の定置網で獲れた新鮮なサバをふんだんに使用したご当地グルメです。

試作を重ねて2020年に誕生したサバコロッケは、鎌倉の新しい名物として親しまれています。

腰越漁港では、その日に獲れた新鮮なアジやイワシを使った「朝どれフライ」も人気です。

魚やわかめ、海苔などが購入できる直売所が併設されているので、近くに訪れた際は足を運んでみてください。

鎌倉丼

鎌倉丼は海老の天ぷらや海老フライ、またはゆで海老を卵でとじた、ご当地丼ぶりです。

加熱調理がされた海老を卵でとじ、ご飯の上にのせたものが鎌倉丼と呼ばれていますが、明確な定義はありません。

飲食店によって個性豊かな味わいを楽しめるのが魅力です。

隣接する江の島では、甘いだしで煮たサザエを使った「江ノ島丼」が存在します。

サザエを卵でとじてご飯の上にのせた江ノ島丼は、サザエ丼とも呼ばれ地元の人や観光客に親しまれています。

けんちん汁

けんちん汁

「けんちん汁」は大根やにんじん、こんにゃくなどを油で炒め、だし汁を加えて煮た汁物料理です。

鎌倉市の建長寺で古くから食べられていたもので、修行僧が各地に派遣される過程で全国に広まったといわれています。

「けんちん汁」という名前は、「建長汁」が変化したものだという説もあります。

精進料理として親しまれてきたけんちん汁には、動物性の食品を使用しません。

昆布やしいたけからとっただしに、たっぷりの野菜とこんにゃくを入れて食べるのが特徴。

けんちん汁には崩した豆腐を入れますが、これは建長寺の初代住職が、修行僧が落とした豆腐をかき集めて入れたのが始まりだという説があります。

鎌倉野菜

鎌倉野菜

「鎌倉野菜」とは、鎌倉市内と隣接する横浜市、藤沢市の一部で作られた野菜のことです。

京野菜のようにオリジナルの品種はなく、トマトやきゅうりといった定番野菜から、彩りをプラスするカラフルな野菜まで多くの種類があります。

少量生産のため全国に出回ることはほとんどなく、鎌倉野菜を食べるならば、取り扱っている市内の飲食店に足を運ぶか農家の直売所で購入するしかありません。

地元や都内のシェフが買い付けにくる、鎌倉市農協連即売所(通称レンバイ)に訪れるのもいいでしょう。

年間100種類以上の鎌倉野菜が販売されるので、訪れるたびに新たな出会いがあるかもしれません。

海と山に囲まれた肥沃な大地で作られる鎌倉野菜は、濃厚でパワフルな味わい。

ミネラルたっぷりの新鮮な野菜は、鎌倉の農家の愛情がたっぷりつまっています。

神奈川県鎌倉市のふるさと納税

鎌倉で食べたい名物グルメ【食べ歩き編】

鎌倉の中心部「小町通り」には、観光しながら食べ歩きたい、おすすめグルメが点在しています。

バラエティ豊かな、食べ歩きグルメをご紹介します。

はんなり棒

小町通りの中ほどに位置する「はんなりいなり 鎌倉小町通り本店」では、鎌倉らしい食べ歩きグルメを多数取り扱っています。

なかでもおすすめなのは、いなり寿司を食べやすくアレンジした「はんなり棒」です。

しらすやいくらはもちろん、ごぼうから納豆まで個性豊かな味わいが楽しめます。

他には、しらすやいくらをミルフィーユ状にカップに詰めた「釜揚げしらすのミルフィーユ」や「いくらのミルフィーユ」、ボリューム満点の「葉山牛の炙り寿司」など、オリジナル商品がたくさんあります。

お土産メニューも豊富に用意されています。

一口サイズに切り分けられた「はんなりいなり」や、しらすが溢れる「湘南しらすいなり」も人気です。

鎌倉かまぼこ

鎌倉駅から小町通りに入ってすぐの場所にある「あさひな」では、バリエーション豊かな具材を使った「鎌倉かまぼこ」や「鎌倉揚げ」が楽しめます。

スケトウダラと太刀魚、イトヨリダイの3種をブレンドしたすり身は、ふっくらもちもち。

魚本来の味を楽しめる、絶品食べ歩きグルメです。

たこやプレーンのほか、れんこんやとうもろこし、大葉といった野菜を合わせたメニューもおすすめです。

鎌倉駅前と小町通り内に店舗を構える「井上蒲鉾店」も人気です。

かわいらしい梅の花を再現した「梅花はんぺん」や、銭洗弁財天にちなんで作られた揚げ蒲鉾「小判揚」など、縁起のいい商品が数多くあります。

食べ歩きはもちろん、お土産にテイクアウトしてもいいでしょう。

鎌倉メンチカツ

鎌倉メンチカツ

鎌倉でメンチカツといえば、鎌倉駅を出てすぐに位置する複合商業施設「アイザ鎌倉」の1階にある「極上 鎌倉メンチカツ」が有名です。

アイザ鎌倉で人気のベーカリーカフェ&レストラン「Dear Bread(ディアブレッド) 鎌倉」の「極上 鎌倉生食パン」を贅沢に使用。

三浦半島の名産、葉山牛の粗挽きがたっぷり入った、風味豊かなメンチカツです。

生食パンを粗目に削ってお肉にまとわせることで、サクサクとした食感が楽しめます。

大仏さま焼き

小町通り入って徒歩5分ほどの場所にある「ともや」で人気なのは、鎌倉大仏の顔をイメージした「大仏さま焼き」です。

穏やかな顔をした大仏さまの顔は、縁起がいいとされSNSでも大人気です。

味は定番から変わり種まで全6種類。

健康運にいいとされる「おぐら餡」や人気運をアップする「カスタード」、仕事の運気を上げる「ベーコンチーズ」など、上げたい運気で味を選べます。

200円台とリーズナブルなので、食べ歩きしやすいのも魅力です。

煎餅

小町通りを歩いていると、醤油の香ばしい香りがしてきます。

小町通りの中ほどにある「鎌倉壱番屋」は、備長炭で一枚一枚焼き上げる手焼き煎餅が人気の飲食店です。

手焼き煎餅は1枚100円から販売しているので、気軽に食べ歩きができます。

鎌倉土産を探している人は、店内をチェックしてみてください。

1枚数十円からばら売りしている煎餅や、手配りにぴったりな大袋の煎餅まで、豊富に用意されています。

神奈川県鎌倉市のふるさと納税

鎌倉で食べたい名物グルメ【スイーツ編】

旅先ではスイーツが欠かせないという人も多いのではないでしょうか。

鎌倉で食べたい、人気のスイーツをご紹介します。

串団子

串団子

古都鎌倉にぴったりなスイーツといえば、「串団子」です。

近年では写真映えするおしゃれな串団子がSNSで話題になっています。

鎌倉駅から小町通りに入り、数分歩いたところにある「さくらの夢見屋」では、喫茶文化発祥の地である鎌倉をテーマに、色とりどりの和菓子を取りそろえています。

「みたらし」「いそべ」「きなこ」といった定番はもちろん、「さくらのみたらし」「はちみつレモン餡」などおしゃれな味も多数展開。

店頭で購入して食べ歩きできますが、ゆっくりしたいときはイートインもおすすめです。

あんみつや和風パフェなどを、心ゆくまで堪能できます。

抹茶スイーツ

鎌倉には、抹茶スイーツを堪能できる飲食店が点在しています。

小町通りでは、抹茶の濃さを5段階から選べるジェラートがおいしい「鎌倉茶々」や、升に入ったティラミスが話題の「もみじ茶屋」などおしゃれなお店がたくさん。

小町通りからは少し離れますが、鎌倉駅から徒歩10分ほどの場所にある「茶房 雲母」は、週末になると行列ができる人気店です。

もちもちの白玉がたっぷりのった「白玉クリームあんみつ」は、多くのファンがいる看板商品です。

さつまいもスイーツ

古都鎌倉には、さつまいものほっこりした味を楽しめるスイーツが豊富にあります。

さつまいも専門店「いもはち」は、食べ歩きできる「究極の大学芋」や「究極の焼き芋」「いもはちパイ」など個性豊かなメニュー展開をしています。

2022年には、銀座のさつまいも専門店「芋山」が鎌倉にオープンしました。

口に入れるとふわっととろける「生搾り芋モンブラン」や、スイーツのような甘さとサクサク感が楽しめる「細切り生芋けんぴ」といった食べ歩きグルメが多数用意されています。

クレープ

クレープ

鎌倉でクレープといえば、1977年からクレープを焼き続けている老舗店「コクリコクレープ店」が有名です。

2014年に店舗を改築し、食券を購入して店内で食べられるようになりました。

目の前で手焼きされるクレープは、オーダーごとにカウンターで焼き上げます。

もちもちした食感とパリッとした歯応えがどちらも楽しめるとあって、長年愛されてきました。

一番人気は生のレモンを絞って作る「レモンシュガー」です。

生チョコ

2015年に鎌倉にオープンした「メゾンカカオ」では、鎌倉生まれのとろける生チョコレートを販売。

2023年現在は横浜や東京、名古屋にも店舗を広げるほど支持されている、生チョコレート専門店です。

扱っているカカオは、すべてコロンビア産。

カカオはもちろん合わせる食材ひとつひとつを、厳選して作られています。

パッケージのデザイン性が高く、お土産に購入しても喜ばれるでしょう。

店頭で購入できる、食べ歩きグルメも用意されています。

濃厚な「生チョコタルト」やふわふわクリームの「エクレア」、鎌倉本店限定の「焼きたてフォンダンタルト」など、チョコレート好きにはたまらないスイーツがたくさんあります。

神奈川県鎌倉市のふるさと納税

まとめ

観光名所として知られる鎌倉の、おすすめグルメをご紹介しました。

鎌倉ならではの海鮮や野菜を探して飲食店に足を運んだり、小町通りで食べ歩きしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

鎌倉に訪れた際は、本記事でご紹介した内容を参考に、絶品グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。

神奈川県鎌倉市のふるさと納税

この記事では、京都でぜひ食べたいおいしいご飯をご紹介します。お食事だけではなく、スイーツ情報もお届けしますので、京都を訪れる方はぜひチェックしてください。
本記事では、その歴史の深さと日本海がもたらす恵みにより、さまざまなグルメが生まれてきた金沢の名物グルメをご紹介します。