ホタテを美味しく解凍する方法!調理別の解凍方法や注意点も紹介

ホタテを美味しく解凍する方法!調理別の解凍方法や注意点も紹介

冷凍庫で保管していたホタテでも、こだわって解凍すると海から上がったばかりのような風味を楽しむことが可能です。

今回は、お家でもできる冷凍ホタテのポテンシャルを引き出す解凍方法を3つ紹介します。

誰でもできるよう順序から詳しく解説しているので、お家に冷凍ホタテがある方はぜひ参考にしてください。

今回は、ホタテの基礎知識をふまえて、殻付きのまま焼きあげるコツと殻を開けてから焼く方法、殻のないホタテ貝柱の焼き方をご紹介します。

ホタテを冷凍するとどのくらい日持ちする?

ホタテを冷凍するとどのくらい日持ちする?

ホタテの貝柱は冷凍庫で保管すると約1ヶ月ほど日持ちします

今すぐに食べない場合はラップで包み、ファスナー付きのプラスチックバッグに入れて冷凍すると収穫時に近い状態で保存が可能です。

ちなみに、冷凍食品として売られているものは賞味期限が3ヶ月以上に設定されていることがあります。

冷凍食品は家庭では難しい「急速冷凍」をしており、品質を維持しやすいことから賞味期限も長めに設定されているのです。

家庭で冷凍した貝柱と、最初から冷凍食品として製造された貝柱の保存期間は異なります。

海の幸を存分に楽しむためにも、保存期間や調理の仕方には注意しましょう。

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冷凍ホタテは解凍方法で美味しさが変わる!

冷凍ホタテは解凍方法で美味しさが変わる!

「ホタテを冷凍保存すると日持ちはしても味や品質が劣化しそう」と思っている方は多いのではないでしょうか。

じつは、解凍方法に一工夫加えると、ホタテならではのなめらかでプリプリとした食感や濃厚な甘みをキープできます

美味しいご飯のお供として味わう場合は、これから紹介するイチオシの方法を試してみてください。

氷と塩で解凍するのがおすすめ!(所要時間:1時間半〜4時間)

氷と塩で解凍するのがおすすめ!(所要時間:1時間半〜4時間)

ホタテの解凍には、氷と塩を使った方法がおすすめです。

塩を入れると氷水の温度がより低くなり、じっくり元の状態に戻せるのでドリップの発生も防げます。

結果的にプリッとした食感や、口の中に広がる優しい甘みも残り、お家でも美味しいホタテが食べられるのです

まずは以下の4点を用意し、解凍の準備を進めましょう。

  • ホタテと同じくらいの量の氷
  • 小さじ1杯の塩
  • ボール
  • ラップ

ボールに氷を入れ、塩をふりかけて軽くかきまぜたら準備完了です。

貝柱の表面が出ないよう氷と氷でサンドするようにして入れ、ラップをかけたら1時間半〜4時間程度放置します。

1時間半経過した時点で一度状態をチェックし、外側が柔らかく、中身が少し固い「半解凍状態」になっていたら取り出してください。

まだ全体的に凍っている場合は氷の中に戻し、15分〜30分ごとに細かくチェックして完全に柔らかくなる前に取り出しましょう。

この方法だと、見た目的にも艷やかで、噛みごたえのあるホタテが食卓で楽しめます。

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忙しくてもラクにホタテを解凍する方法

忙しくてもラクにホタテを解凍する方法

「もっと手軽に食べられると嬉しい」とお考えの方は、ぜひ以下の方法を試してみてください。

  • 冷蔵庫で解凍する
  • 塩水や流水で解凍する

この2つなら、料理前の忙しい時でも簡単に実践できます。

冷蔵庫に入れて解凍する(所要時間:4〜6時間)

冷蔵庫と以下の3つを利用する方法は手間がかかりません。

  • お皿
  • キッチンペーパー
  • ラップ

まずはキッチンペーパーを引いたお皿に食べる分を移します。

お皿をラップで包んだら、冷蔵庫に4〜6時間置きましょう。

解凍がゆっくり進む分、本来の風味が残りやすく、新鮮な状態に近い口当たりもキープできます。

手間が少ないので「常に様子を見ていられない」という方に便利です。

何かの用事で放置することになっても冷蔵庫で冷やしておけるので、傷めたり腐らせたりする恐れがないのも利点といえるでしょう。

出かける前や寝る前などに移しておくと、調理する時にすぐ使用できます。

塩水や流水を使って解凍する(所要時間:15〜30分)

作業をパパっと終わらせたい時は、塩水や流水を使ってみてください。

ボールに貝柱がしっかり浸かるくらいの塩水を入れたら、約15分〜30分程度待ちます。

状態をチェックしつつ、半解凍になったら取り出して水気を落としましょう。

塩分濃度3%の塩水は海水に近いため、ホタテからドリップが出るのを防ぎ、旨みも逃しません

500mlのペットボトルにキャップ2杯分の塩を入れると塩分濃度3%の塩水が簡単に作れるので、スピーディーに塩水を用意したい時は参考にしてみてください。

ちなみに、流水を利用する場合は貝柱をファスナー付きのプラスチックバッグなどに入れ、冷たい水をあて続けます。

お湯を使用すると変色や生臭さの原因になるので、お湯が出ないよう給湯器をオフにしたうえで約30分程度待ちましょう。

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煮込み料理の時は冷凍状態で調理してOK

煮込み料理の時は冷凍状態で調理してOK

煮込み料理に冷凍ホタテを利用する時は、凍ったまま調理するほうが素材の味わいが染み込んだ仕上がりになります

本来は出したくないドリップも風味付けに使えるので、シーフードシチューや煮ホタテ、その他スープなどを作る時はそのまま鍋に入れてみてください

焼く・炒める時は半解凍での調理がおすすめ

焼く・炒める時は半解凍での調理がおすすめ

冷凍ホタテを炒めたり、焼いたりする時は半分柔らかくしてから調理すると良いでしょう。

カチコチの状態で熱を入れると水分がたくさん出てしまい、料理全体が水っぽくなって味も薄まります。

また、長く加熱すると貝柱が縮んで食感まで変わってしまう可能性もあるのです。

プリプリ食感を残しつつ、ホタテの風味と調味料を上手にマッチさせるためには、解凍しすぎないこともポイントとなります。

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ホタテを解凍する時の注意点

ホタテを解凍する時の注意点

ここではホタテの解凍時に守ってほしい注意点を3つ紹介します。

以下の点に留意しておくと、ホタテの味わいがさらにキープしやすくなります。

  • 常温・電子レンジでの解凍は避ける
  • 季節や気温によって解凍時間を変える
  • ホタテを再冷凍しない

実践しやすいポイントなので、ぜひ試してみてください。

常温・電子レンジでの解凍は避ける

常温、もしくは電子レンジによる方法はあまり推奨できません。

氷や冷蔵庫を使うよりドリップが出やすいため、ホタテの良さも失われやすいのです。

非常にスピーディーですが、素材の魅力を活かしにくくもあります。

余裕がある時は、別の方法で解凍してから調理すると良いでしょう。

季節や気温によって解凍時間を変える

季節や気温によって時間を調節することも重要です。

暑い夏は以下の所要時間より短めに、寒い冬なら少し長めに待ってみてください。

記事で解説した解凍方法の所要時間

  • 氷と塩を使う:1時間半〜4時間
  • 冷蔵庫を使う:4〜6時間
  • 塩水や流水を使う:15〜30分

タイマーを使いながら解凍中のチェックをこまめに行い、調理しやすい状態で取り出せるようにしましょう。

ホタテを再冷凍しない

一回元に戻した貝柱を再冷凍すると、味わいを大きく失ってしまう可能性が高いです。

冷凍ホタテの販売メーカーも再冷凍は推奨していません。

レシピで必要な量を計算し、食べる数だけ冷凍庫から取り出すよう注意してください。

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まとめ

ホタテの醍醐味である「食感」「甘み」を楽しむには、解凍時に一手間加えることが大切です。

とくに氷と塩を使う方法は旨みの流出を防ぎやすいので、長く保存していたホタテでも採れたての味わいに近い状態に戻せます。

また、冷蔵庫や塩水を使う方法は一定の美味しさを守りつつ、手間なくスピーディーに調理を進めたい方におすすめです。

季節や部屋の温度によって溶けるスピードが変わるので、ホタテの美味しさを維持したい場合はこまめに状態をチェックしましょう

解凍からこだわったホタテは、いつもより食欲をそそること間違いありません。

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