モロヘイヤの茹で方|下茹で後の保存方法と人気レシピも紹介

モロヘイヤの茹で方|下茹で後の保存方法と人気レシピも紹介

ネバネバとした食感が特徴のモロヘイヤ。

日常的に使用する食材ではないため、茹で方がわからない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、モロヘイヤの茹で方を詳しく紹介します。

食べる際の注意点も紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事では、ビタミンEがとくに豊富に含まれている食べ物を紹介しています。ビタミンEの働きや効果的な摂り方、一緒に摂りたい栄養素も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

モロヘイヤの基本情報

モロヘイヤの基本情報

モロヘイヤは、カロテンとビタミンの含有量が優れている野菜です。

温かくなければ育たないため旬は6~9月で、鮮度は葉の色に出ます。

葉が濃い緑色をしているモロヘイヤほど新鮮なため、購入する際は葉をじっくり見比べましょう。

葉と比べると茎は硬いですが、葉の部分だけでなく茎まで食べられる無駄の少ない食材です。

細かく刻むと粘り気が出るのが大きな特徴で、サラダやおひたし、味噌汁の具材にしてもおいしく食べられます。

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モロヘイヤの茹で方

モロヘイヤの茹で方

モロヘイヤは生でも食べられる野菜ですが、アクが強いため下茹でしてから料理に使うことが推奨されています。

サラダなどに使用する場合にも、できるだけ茹でてから調理することがおすすめです。

材料

モロヘイヤを茹でるために必要な材料は以下の通りです。

  • モロヘイヤ
  • 水(茹でる用)
  • 冷水

鍋でお湯を沸かし塩を溶かしてからモロヘイヤを茹でます。

塩は水1Lに対して20gが目安です。

塩分濃度を2%に調整することで、モロヘイヤの甘味と旨味が引き立ちます。

手順

モロヘイヤを茹でる手順は、以下の通りです。

  1. モロヘイヤを洗って茎と葉を分ける
  2. 茎の硬い部分を根元から2cmほど切り落とす
  3. 鍋で湯を沸かし塩を入れる
  4. 先にモロヘイヤの茎を入れ30秒ほど茹でたら葉を入れてさらに40秒ほど茹でる
  5. 茹で上がったモロヘイヤをさっと冷水にさらす
  6. 冷水から上げ、しっかりと水気を絞る

モロヘイヤを茹でる際のポイントは、茎と葉の茹で時間を変えることです。

茎と葉は同時に茹でても問題ありませんが、茹で時間を変えることで均一の柔らかさに仕上がります。

茹で上がったモロヘイヤをすぐに冷水にさらすのは、余熱で余計に火が通るのを防ぐためです。

モロヘイヤを電子レンジで茹でる方法

モロヘイヤは、電子レンジを使っても茹でられます。

電子レンジを使用した方が沸騰するのを待つ時間が無い分早く茹でられるため、鍋で茹でることが面倒な場合や調理時間を短縮したい場合は電子レンジ調理がおすすめです。

電子レンジで茹でる場合にも、大まかな手順は変わりません。

電子レンジを使って茹でる手順は、以下の通りです。

  1. モロヘイヤを洗って根元を切り落とす
  2. モロヘイヤを一口大に切り耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかける
  3. 500Wの電子レンジで1分加熱する
  4. 加熱したモロヘイヤを冷水にさらす

手順は鍋で茹でる方法とほとんど変わりませんが、電子レンジを使った方が調理時間を短縮できます。

電子レンジで茹でても鍋で茹でても味に違いはでないため、好きな方法を選んでください。

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モロヘイヤを食べる際の注意点

モロヘイヤを食べる際の注意点

ネバネバとした食感がおいしいモロヘイヤですが、じつはモロヘイヤの種やさやには毒があります。

そのため食べる際は必ず、種やさやが含まれていないか注意が必要です。

基本的にスーパーなどで販売されているモロヘイヤは若葉の内に刈り取り出荷された物のため、毒のある種やさやは含まれていません。

しかし万が一のことも考えられるため、調理の際は自分でチェックすることが大切です。

特に家庭菜園で収穫したモロヘイヤの場合には十分注意しましょう。

日本では幸いモロヘイヤの毒による死亡例はまだありませんが、過去には実のついたモロヘイヤを食べた牛が死亡した事故が起こっています。

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下茹でしたモロヘイヤの保存方法

下茹でしたモロヘイヤの保存方法

下茹でしたモロヘイヤは、常温で置いておくとすぐに悪くなってしまうため、冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存する手順を紹介します。

  1. 茹でたモロヘイヤを水にさらして熱を冷ます
  2. 水気をしっかり絞って食べやすいサイズに切る
  3. 小分けにしてラップで包む
  4. ラップで包んだモロヘイヤを食品保存用袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ

下茹でしたモロヘイヤは、解凍後すぐに使用できるため、保存時に小分けにしておくと便利です。

おひたしやサラダにする場合は解凍が必要ですが、スープや煮物にする場合は、解凍せずにそのまま鍋に入れてしまって問題ありません。

モロヘイヤは鮮度が落ちるにつれて硬くなるため、保存する際は新鮮な内に早めに茹でるようにしてください。

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モロヘイヤを使った人気レシピ

モロヘイヤを使った人気レシピ

モロヘイヤはさまざまな調理法でおいしくいただけます。

ここでは簡単に作れるモロヘイヤを使ったレシピを紹介するので、ぜひ挑戦してみてください。

定番!モロヘイヤの味噌汁

定番のモロヘイヤの味噌汁のレシピです。

モロヘイヤを具材として入れると、味噌汁全体にほんのりととろみがつきます。

材料(2人分)

  • モロヘイヤ 1/2袋
  • 絹ごし豆腐 1/3丁
  • 味噌 大さじ2
  • 和風顆粒だし  小さじ1/2
  • 水 400ml

作り方

  1. モロヘイヤを洗って1cm幅にカットする
  2. 鍋に水と和風顆粒だしを入れ火にかける
  3. 煮立ったらモロヘイヤと絹ごし豆腐を加えさらに1分煮る
  4. 弱火にして味噌を溶き入れる

モロヘイヤの味噌汁を作る際のポイントは、沸騰させないことです。

味噌汁は沸騰させてしまうと、味噌の香りや風味が飛び味が落ちてしまいます。

火加減を調整して90℃以下を保つようにしましょう。

レンジで簡単!モロヘイヤのおひたし

電子レンジ調理で簡単に作れるモロヘイヤのおひたしのレシピです。

材料(2人分)

  • モロヘイヤ 1束(100g)
  • 醤油 大さじ1/2 
  • みりん 小さじ1
  • 鰹節 少々

作り方

  1. モロヘイヤの根本を切り落とし、一口大に切る
  2. モロヘイヤを水にくぐらせてから耐熱容器に入れる
  3. ふんわりとラップをかけてから600Wで2~2分30秒ほど加熱する
  4. モロヘイヤを冷水にとって冷ます
  5. モロヘイヤが冷めたら水気をしっかり絞って調味料と和える
  6. 仕上げに鰹節を載せる

ポイントは、モロヘイヤを冷水から上げる際にしっかりと水気を絞ることです。

水気が絞り切れていないまま調味料と混ぜると、味が薄くなるので注意しましょう。

さらに調理時間を短縮したい場合は、加熱後冷まさずに調味料と和え、完成後に15分ほど冷蔵庫で寝かせてください。

子供が喜ぶ!モロヘイヤスープ

子供でも食べられる中華風モロヘイヤスープのレシピです。

材料(2人分)

  • モロヘイヤ 50g
  • 玉ねぎ 1/4個
  • 卵 1個
  • いりごま 少々
  • 水 400ml
  • 鶏がらスープの素 小さじ1
  • ニンニク(すりおろし) 小さじ1/3
  • 醤油 大さじ1
  • 塩 少々
  • コショウ 少々

作り方

  1. モロヘイヤの根本を切り落とし一口大に切る
  2. 玉ねぎをみじん切りにする
  3. 鍋に水を入れて火にかける
  4. 沸騰したらモロヘイヤと玉ねぎを入れ中火で火が通るまで煮る
  5. 全ての調味料を入れてひと煮立ちさせる
  6. いりごまと溶き卵を加え、卵が固まったら火を止める

モロヘイヤを一口大ではなくみじん切りにすると、粘り気が出て、スープにとろみがつきます。

モロヘイヤは細かく刻むほど粘り気が増すため、苦手な場合は大き目にカットしてください。

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まとめ

モロヘイヤの茹で方と保存方法、人気のレシピを紹介しました。

モロヘイヤは茎と葉で茹で時間を調整すると、均一の柔らかさに仕上げられます。

生のまま放置しているとすぐに鮮度が落ち硬くなってしまうため、保存する際は新鮮な内に茹でてしまうことがおすすめです。

正しい手順で茹でることでおいしく仕上がるため、ぜひ本記事で紹介した茹で方に挑戦してみてください。

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